【溶接ロボット導入事例|吉舎工業様】熱歪みを出したくない製品に最適!

目次
装置のご紹介動画をご覧ください
導入前はどのような課題を感じていましたか?
量産品を溶接する場合、ロボットを利用して溶接していますが、アーク溶接(MAG、TIG)は問題ないのですが、熱歪みを出したくない製品では、困る場合がありました。
また、手で溶接するレーザー溶接機は使用しており、歪みは少ないのですが、人によるスピードのバラつきがあり、品質が安定しない事もありました。
なぜ協働ロボット+レーザー溶接機の導入を決めましたか?
今までロボットレーザー溶接機は、とても高価で、弊社のワークでは投資効果が薄いと感じていましたが、今回導入したセットは、コストパフォーマンスが高いと感じ、同時にロボットの操作が簡単で、すぐ慣れそうな点もポイントになりました。
協働ロボット+レーザー溶接機で今後やりたいことは?
まだ導入したばかりで、すぐ実ワークの溶接には利用しておりませんが、今後0.5㎜程度の薄板の溶接ワークや、歪みを抑えたいワークに利用したいと思っております。
導入した成果を感じるポイントを教えてください
ティーチングが簡単で、すぐ使える様になり、試しにですが色々溶接してみております。
実際に得られた成果を具体的に教えてください
通常ロボットの操作に慣れるまでに1週間はかかるのですが、簡単な操作は1日で覚える事ができるました。
満足度は?
レーザーコントローラーとレーザー本体の繋ぎ込みで時間を要した事もあり、100点とはいきませんが、満足しております。
どの様な会社にお勧めでしょうか?
ロボットを利用したことのない、少量多品種を扱われている会社にお勧めだと思います。
今後、協働ロボット+レーザー溶接機を利用して取り組んでいきたい事は?
メリットがあるのものであれば、今までレーザー溶接ではなかった工法を転換する提案を行い、試作、量産につながる様にしたい。
また、0.5mmの薄板溶接等、今までの工法では難しかった部品にも取り組んで受注に結びつけていきたい。